ママさんです
昨日は信大のリハビリの日でした。
行ってみると、STの先生が唐突に
「今日、外国の先生がいらっしゃるんですけど、いいですか?」
と言うので
「え、は?私英語できませんよ?」
と言いながらリハ室へ。
扉を開けると…本当にいた!2人も!foreign people!
(後で知ったのですが、メドエルの本社の方とジャパンの方でした(この日の先生と通訳)。
とっさに子供に
「Nice to meet you. Nice to meet you!」
と教えたのですが、もちろん言うわけがありませんでしたorz
席に着くや否や、矢継ぎ早に英語で自己紹介がはじまり。。
私は「His name is ○○!」と言うのが精一杯でした。
子供は恥ずかしそうに「(だれこれ?)」みたいになっていて、
先生に「He is a shy boy?」と聞かれました。もちろん私が(汗)。
えっと、汗をかいた話を書くとキリがないので
話しかけ方を中心に、教えていただいた内容をまとめたいと思います。
1.子供と遊ぶときはストーリー性を持たせるべし。かつ、問題・課題を持たせるべし。
例:電車ごっこ
電車が来たよーがたんごとん♪ → あ、線路の上にカメさんがいる!どうしよう!(←問題)
→「どいてどいてー」(←これが言えるか) → カメさんどいてくれた。ありがとー。
2.先に(first)、次に(then)を使うべし。
例:子供がおやつを食べたいと言う
「先に、手を洗おうね。次に、おやつを食べるよ。」のように話かける。
3.子供の発語を”低い声”で言い直してあげるべし。
例:子供が自信なさそうに、高い小さい声で「ママ、どいてー。。」と言った
低い声で「ママ、どいてー」と言い直してあげて、子供の反応を見る。
4.6つの音チェック
毎日、人工内耳をつけて子供が6つの音が聞こえているかチェックをする。
「n」「u」「a」「i」「sh」「s」
こちらの口を子供に見せないように口に手を当て、
かつ声は通るように口に当てた手の下側は開けて
上の6つの音に子供が反応するかチェック。
聞こえているようなら、声を小さくしていく。
おもちゃを使って、聞こえたらボールを入れさせるなどしてもよい。
こんな感じだったと思います。
1.のストーリー性を持たせて遊ぶ というのは、
赤ちゃん向けの絵本から、ストーリーのある幼児向けの絵本への移行にも
大いに役立つそうです。(子供が理解しやすい。最後まで聞いてくれる。)
2.の「先に」「次に」は、これを言うことで
子供が嫌がっていることもやってくれるようになってくるとのこと。
“後で好きなことができる”と理解させる、ということですかね。
1と2は、時間的な幅を意識したり、自分と相手を認識したりすることで
先を見通し視野を広げて、結果的にはコミュニケーション能力を高めるのに役立つのかなと思いました。
3.の低い声で返すというのは、うちの子だけの話かもしれませんが、
「声が高いのが気になる」と言われまして。
「自信がないのか、低い音が聞こえづらいのかもしれない」とのことでした。
4.の音チェックでも、「n」の低い音に対して反応が小さかったので
次回マッピングで低い音の音量を上げてもらうことになりました。
あー、もうなんか、英語をずっと聞いていただけでおなか一杯でした
最後に、実はメドエルの方だったということを知って
「充電池のユニット、注文しましたよー」という話をしました。(もちろん日本語で。)
いつもと違う先生にアドバイスをいただくのも、とても勉強になりますね。
いい機会でした。
次はパパも連れて行こう